団キャンプ 健康・安全管理計画
1.予想される主な傷病、事故その対処
(1)日射病
炎天下に長時間さらされたり直射日光下で運動、重労働したときに起こる。
(2)熱射病
直射日光以外の高熱環境下で長時間重労働したときに起こる。
(日射病 熱射病の防止・処置)
高温、多湿の環境下よく起こるので以下のことに気を付ける。
・吸湿性、通気性の良い衣服を着用する。
・水分の補給を適当に行い同時に塩分も少量補給する。
・直射日光下では必ず帽子をかぶる。
症状が起きた場合は風とうしの良い涼しい場所に上半身を高くし
衣服をゆるめて寝かせる。
症状により冷水を与えたり、冷えたタオルで体を拭く。
(3)虫刺され(ハチなど)
針が残っていれば針を取り除き、冷湿布をして医師の診断を受ける。
(防止対策)
ハチを不用意につぶしたり、巣をたたいたりしない。
長ズボン、長袖を着用し肌を覆う。
(4)蛇にかまれる(マムシ)
安静にし、手足であれば傷口より上部をしばって毒を吸い出す。
10分くらいで傷口が腫れてくるので早急に医師の診療を受ける。
(防止対策)
マムシは湿った陽の当たらない場所を好み、夜に活動することが多い。
したがって、草むら・じめじめした場所にはむやみに行かないようにする事が
望ましいが、止むを得ず活動する時は長ズボン、長袖、厚手の靴下、
手袋を着用し充分周囲に注意を払う。
2.救急衛生資材
消毒剤、ガーゼ、バンドエード、包帯、三角巾、はさみ、ピンセット、
毛抜き、体温計、湿布剤、虫刺されの薬、ベット、クーラーボックス、こおり
殺虫剤
3.急患時の対処
急患の場合は直ちに病院へ運び、医師の診療を受ける。
最寄りの病院:岩崎病院(津市一身田333)電話32-2216
吉田クリニック(津市栗真中山町79-5)電話0592-32-3001
救急の場合:津市休日応急診療所(津市西丸之内23-1)電話0592-29-3113
津地域救急医療情報センター 電話0592-27-1199
4.緊急時の連絡先 (梅川団員長) 080ー546ー1791(携帯)
0592ー56ー9415 (自宅)
5.その他の注意事項
・現在、食中毒が流行しているので、肉などの生ものを調理する時は十分に加熱し、
調理後はすぐに食べるようにする。また調理器具も殺菌してから使う。また野菜等の
食材も泥、土をよく洗い流してから使う。調理器具・食器については各隊・各自で管
理する。
・慣れないキャンプ生活では体調を崩しやすいので余裕を持った計画を立て、十分に
休養をとる。また常備薬については各自持参する。
・事前から健康管理に気を付けて、体調を万全にしてキャンプに参加できるようにする。
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