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3/27/97(sunny)

朝4:00。まだ真っ暗なのにがやがや賑やかである。なんやろ、と思いながら6時までまた眠る。
6:30、少しキャンプ地周辺を散歩しようと言うことでそこの山の頂きくらいまで歩きたかったのだけれど、目の前の景色がちっとも縮まらない大陸でしか味わえない現象の前に僕たちは散歩を早々に切り上げてしまった。
7:00朝食の時間である。メニューはサンドイッチとチャー、ゆで卵、バナナと西洋風だった。しかもこの朝食からcoke,sprite,fantaといったコカコーラ製品が並び、水に対する不安はなくなった。
ネパール語でコカコーラ、と書かれているのは昔懐かしい瓶の入れ物で、味もその昔の味がしていた。

8:00から国旗掲揚、9:00からオリエンテーションとprogramme calenderには書かれているのだけれど、これと言った行事をする様子はなく、バングラデッィシュの人たちとわいわい喋っていると、ネパールスカウトのサイトから、「おはようございます」と呼ばれてチャーをごちそうになる。
30分登ると、ヒマラヤが見えると聞き、途中で引き返したことに後悔した。
ネパールスカウトが個人用に持っているマットを長椅子代わりにのんびり座っていると、モンシロチョウがのんびり飛んでいた。カラスもいるし、牛のうんこはどこにでもあるし、ハエもいる。牛は本当にどこにでもいて、人の行かないような所や, きつい石段の途中にもうんこがあるので驚かされる。彼らは、犬のように走ったりじっとしていたりしていた。帰国後気がついたのだけれど、ハエは牛やそのうんこにまとわりついていなかった。

10:00前に何のアナウンスもなく、なんとなくみんなが集まり、開会式が行われる。
えらいさんが一生懸命喋っていたような気がするのだけれどあまり覚えていません。すいません。
とにかく途中で外国スカウトは退場し、その場で4グループに分かれ軽くハイキングに出かける。狭い山道あるいは畑のあぜ道などを通ってぐるりと1時間周遊のたびでした。

お昼ご飯はカレー3種類とご飯。昼食後は暑いためかみんなテントの中に閉じこもっていた。
15:00お茶の時間と言うことでチャーとビスケットが出ました。
チャーと言う飲み物は一言で言うとミルクティーなのだけれども、お湯を沸かさず、ミルクを沸騰させ、そこにお茶っ葉を混ぜ(キャンプ地では、インスタントでしたが)、砂糖を豪快に入れ甘ーくして飲むというものです。なお入れ物はどんなに熱くてもガラスでした。(取っ手がないので熱くて持ちにくい)

夕方ペワタ(タ=湖)へバスで移動。片道45分もかかったら帰り真っ暗になるんじゃないかと思ったけれど、やはり真っ暗になりました。
現場での仕事内容は草抜き。環境美化のためだと言うことで、岸に生えている浮き草をみんなでひざまで漬かりながら一生懸命引っ張りあげました。

この夜、20:30就寝。

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