朝6時半までぐっすり眠る。いつもにぎやかな隣のインド人も同じく疲れているようで、
めずらしく朝静かでした。
朝食時に、10時からclosing celemonyがあると聞き、それまでに洗濯、荷物の整理などを済ませ、記念写真撮影大会。
閉会式は、照り付ける日差しの下、学校の終業式のように連盟長の長い演説で始まりました。
結構暑く、また長時間にわたって格好よく立ちつづけるのがちょっとしんどかったです。
その演説の中で、唯一印象に残ったのは、"Scouting is movement."という一言でした。
ネパールスカウトはこれからなんだなあと改めて感じました。
各国に記念品が贈られ、その時に、日本から持っていった記念の盾を連盟長に手渡しました。
12:00ごろ、閉会式も終わり、昼食となりました。13:30に下の道にいるようにとの指示でしたので、それまでのんびりしようかなと思っていたのですが、12:45突然の雨。 スコールのように強くなったり、梅雨のようにしとしとしたりを繰り返しながら、それでも雨は止むことがなかったので、しょうがなく雨にぬれながら下山。 ネパールスカウトと"See you."を繰り返しながら、バスのところまで最後の石道を降りていきました。
ポカラの街に14:00過ぎに到着。カトマンズへの夜行バスの出発は19:15ということなので、その間に日本連盟への連絡と、両替、街の散策などをすませ、夕方からはバングラデッィシュのスカウトといっしょに遊んでもらいました。
「ネパール時間じゃなくて、just timeで出発するから」の言葉どおり、定刻に出発したバスは、時速40〜50kmで、のんびりと進んでいきます。
ヒンディーポップ(テクノ)の音楽が鳴り響き、閉めても閉めてもあいてくる窓に苦戦しながら12時間の苦行の旅(狭すぎて身動きが全くできない)を終え、翌朝7:30無事カトマンズバスターミナルに到着したのでした。